宮城県女川町の離島
出島の自然循環型サウナ
「JUURI SAUNA」オープン
宮城県女川町にある人口92人の離島・出島。
この島と本州をつなぐ出島大橋が開通する2024年12月19日に、自然循環型サウナ「JUURI SAUNA」(ユーリサウナ)がオープンした。
「JUURI SAUNA」では、島にある間伐材を建材やストーブの薪として使用。
島の自然環境を活かした運営を行うかたわら、日本では貴重なフィンランド伝統のサウナストーブ「Aitokiuas-95(アイトキウアス)」を導入。
更に島の地下水で満たした醤油樽の水風呂や、メキシコ料理のサ飯(サウナ飯)なども用意する。
“森を循環する”地球に優しいサウナ
自然に囲まれた「JUURI SAUNA」の特徴は、自然と調和したそのスタイルにある。
かつて植林されたが管理が行き届いていない杉林を、建材やサウナストーブの薪として活用。
間伐することにより太陽光が下層の植生まで届き、成長を促すだけでなく、薪を燃やした後の灰を森に撒くことで土壌を改善。
枯れた沢に水が戻ることも目指すなど自然の循環を生み出し、豊かな森作りを目指している。
本場視察で決めた大型サウナストーブ
ストーブは、日本では貴重なフィンランドのNarvi(ナルヴィ)社製の伝統的なサウナストーブ「Aitokiuas-95(アイトキウアス)」を採用。
約500キロものサウナストーンを搭載できる、大型の蓄熱式サウナストーブだ。
たっぷりのサウナストーンが実現する柔らかな蒸気浴は、本場フィンランドのスモークサウナを思わせる体験だとか。
地下水の水風呂と自然に包まれる外気浴
実際に使われてきた大きな醤油樽で作った個性的な水風呂には、島の井戸水を使用。
サウナのすぐそばには、海が見えるウッドデッキを用意。
海を眺め、森の音を聞き、自然の中でととのう極上体験を味わえる。
身も心もリフレッシュした後は、自家製のタコスや、ポークカルニータスというメキシコ料理のサ飯で舌鼓。
出島近海で獲れたタコを使用したタコ飯など、他にも色々なサ飯を味わえるぞ。
海や森と調和した離島のサウナ。
自然が大好きな人も、都会の喧騒に疲れた人も、本当の自分に戻れるサウナで自分と向き合ってみてはいかが?
JUURI SAUNA
【住所】宮城県牡鹿郡女川町出島字別当浜2-33
【定休日】火曜日
【営業時間】10:30〜19:30
【利用方法】最大8名まで、3時間貸切利用
【料金(税込み)】
平日(1〜4名)7,000円/人
(5名以上の場合)追加料金6,500円/人
休日(1〜4名)7,500円/人
(5名以上の場合)追加料金7,000円/人