女性のPMSやストレス対策はサウナがオススメ！

「しきじ」の娘・笹野美紀恵が推奨！
ストレス、ＰＭＳ、肌美容には
ぜひサウナを試しみて！

最近、サウナが女性の間でもブームになり、SNSでは「〇〇のサウナに行ってきた！」といった投稿を多く見かけます。

私自身、静岡のサウナ「しきじ」の娘として、こうしたサウナ人気の高まりを大変嬉しく思っています。

しかし、サウナを「気持ちいいもの」というだけで終わらせるのはもったいない。

心や体、そして美容面で多くの女性に良い影響を与える可能性を秘めているからです。

最新の調査結果からも、サウナが女性の健康や美容に有効であることが明らかになってきました。

特にPMSの症状の緩和、ストレス軽減、そして肌の改善といった悩みにも効果があることが分かっています。

これらの点について、ぜひ皆さんと情報を共有していきたいと思います。

今回は第1回として、「PMSとストレス軽減」についてお話ししていきます。

PMSのつらい症状を
サウナで和らげる

PMSの正式名称は「Premenstrual Syndrome」で、日本語では月経前症候群といいます。

男性の方にはなかなか伝わりづらいのですが、女性は月経（生理）の前後になると、心も体もかなり辛くなり、様々な精神的、身体的不調がでてきます。

イライラしたり、気分の変動が激しくなったり、痛みや倦怠感が出現し寝込むほどひどかったり。

場合によっては、病院へ行ったりする人も少なくありません。

多くの女性が悩みを抱えているPMSの問題が、調査の結果、サウナで軽減する傾向があることがわかりました。

宮崎県の延岡市に、私がプロデュースした「風 SAUNA」というサウナがあります。

薬草やハーブをふんだんに使った、女性目線にこだわったサウナです。

「風 SAUNA」は診療所に併設されており、お医者さんや薬剤師さんの監修のもと、体の内面から美しく健康に整っていくのがコンセプトになっています。

PMSに悩んでいる女性の方々7名にモニターとなっていただき、週に1度だけサウナに入ってもらいました。

その後、併設の診療所で検査をしたところ、PMSスコア（自覚症状）に変化が見えたのです。

こちらの図1は、モニターさんたちのPMSスコアが、週1のサウナを始める前と後でどのように変化したかを表したグラフです。

PMS（自覚症状）スコアが
サウナによってどう変化したか？

【条件】
・サウナに、定期的（週に１回）に入る。
・生理終了後1週間後あたりにPMS症状をGoogleformにて回答。
・人によってPMS症状は様々なため、まずはPMSの具体的症状をモニタリング。
・具体的症状をモニター別に抽出。
・具体的な症状を経時的にモニタリング。
・PMSスコア（自覚症状を1〜5で数値化したもの）

1　全く気にならない
2　気になる程度
3　軽度
4　中等度
5　重度

スコアの、4の中等度を仕事や学校を休むことを考慮するレベルとしています。

サウナを始める前のモニターさん7名の平均は約3.5でした。

これが週1回のサウナを3カ月続けたことで、平均は約2.5と1ポイント程度下がりました。

また、すべてのモニターさんがサウナを始める前と後ではPMSの症状が軽くなったと回答しています。

続いて、図2。

PMS（身体症状）スコアが
サウナによってどう変化したか？

こちらはPMSによる「身体症状」がサウナによってどのように変化したかを表したものです。

PMSにおける身体症状には、腹部膨満感、胸の張り、頭痛、体重増加、むくみ、関節痛、筋肉痛などがあります。

こういった症状がひどいほど、数値は5に近くなります。

こちらも7名のモニターさんが週1回のサウナを続けた結果、約3.1程度だった平均値が約2.1程度にまで減少しました。

同様にPMSによる「精神症状」の変化も調査しました（図3）。

こちらも7名のモニターさんに週1回だけサウナに入ってもらったところ約3.6だった平均値が約2.6まで下がったのです。

全ての項目で言えることですが、モニターの皆さん全員がサウナ前と後では、PMSの症状が軽減する傾向がみられました。

また、サウナ後の水風呂もPMSの軽減に有効ではないかと考えられます。

良質な水を使うことで、さらに症状が和らぐことが期待されているのです。

今後も信頼できるデータが集まり次第、皆さんにシェアしていきます。

ストレスホルモンとも呼ばれる
コルチゾールの数値が
サウナで下がった

続いて、多くの女性が抱えるストレスについてお話ししましょう。

ストレスを感じると人の体は「コルチゾール」と呼ばれるホルモンを分泌します。

このコルチゾールは副腎皮質から分泌され、生きるうえで欠かせないホルモン。

ですが、過剰になると心身に負担がかかり、免疫力の低下や感染症リスクの増加を招くことも指摘されています。

コルチゾールの数値を整えるのに効果的なのが「マイナスイオン」です。

多くの研究者が、マイナスイオンが生体に有益であることを報告しています。

マイナスイオンがストレスを緩和するという報告もあります。

森林浴が心を癒すと言われるのも、豊富なマイナスイオンの効果によるもので、コルチゾールの数値を正常に保つ助けになる事が期待されます。

北海道・阿寒湖にある「鶴雅リゾート」には、私がプロデュースした「世界初のドームサウナ」があります。

阿寒湖の森林は酸素濃度が非常に高く、マイナスイオンも豊富で「日本一空気がおいしい」とも称されています。

サウナに入るのも環境は重要です。

マイナスイオンが豊富な阿寒湖の環境の中で、温泉とサウナを楽しんで頂くことで、体も心身ともに健やかになるでしょう。

是非、この素晴らしい環境の阿寒湖でサウナを楽しんで頂きたいです。

このサウナの環境がストレスにどのように影響するかを検証するため、羽田空港で60人のモニターを2グループに分け、唾液によるコルチゾール測定を行いました。

サウナや野外アクティビティを体験してもらった結果、阿寒湖滞在3日目でコルチゾールの数値が大きく減少したのです。

サウナと自然環境の組み合わせが、心身のリフレッシュに高い効果をもたらす可能性が考えられます。

現在、阿寒湖の「ビタミンサウナ」プランでは、汗と共に排出されるビタミンの中でも抗酸化作用の強いビタミンCやナトリウムの補給として、女性に最適なドリンクを提供しています。

サウナでは、発汗作用によって、多くのビタミン、ミネラルが失われます。

サウナに入る時は、ビタミンの補給は欠かせません！

鶴雅グループのウェルネスプロジェクト顧問である日比野佐和子先生と協力し、女性の健康と美をサポートするサウナ体験を提案しています。

サウナはただ「気持ちがいい」だけではなく、ストレス軽減や体調改善に役立つ、女性の強い味方です。

これを機会に、皆さんもぜひサウナを楽しんでみてください。

次回は「サウナで美肌になる？」というテーマでお届けします。

楽しみにお待ちくださいね。