サウナファンを満足させる「毎日サウナ 八王子店」

サウナファンを満足させる
「毎日サウナ 八王子店」

「毎日サウナ」をご存じだろうか？

群馬県前橋市に店舗を構えるサウナで、市街地にありながら、薪ストーブが味わえるとして、比較的新しい施設ながら、群馬で絶大な人気を誇っているサウナだ。

そんな「毎日サウナ」の支店として、昨年（2023年）12月に東京の八王子にオープンしたのが、「毎日サウナ 八王子店」だ。今回、こちらを取材させてもらった。

都内から中央高速道を使って車でおよそ70分。閑静な住宅地の一角に「毎日サウナ 八王子店」はあった。

そばには、スシローやステーキのあさくまといったファミレスが見える。ちなみに、最寄りの駅は、京王線の北野。

郊外らしく広々とした駐車場なので、駐車待ちで並ぶことはなさそうだ。車を降りて周りを眺めると、その風景は、自分が育った町の雰囲気でどこかホッとする。

建物のなかに入る。下駄箱に靴を入れ、奥に進むと、右手にフロント、左手にはトレーナーやTシャツ、ジャンバーといったオリジナルグッズが、ところ狭しと並んでいる。

その奥が更衣室～浴場へのルートとなる。

浴場に入って一番手前の左がサウナ室。ドアを開けると、正面には石が積まれた大きなサウナストーブが鎮座。

これが、「毎日サウナ」名物の薪ストーブだ。

入って左側が3段、右側が2段の階段になっており、20人以上は軽く座れそうな広さだ。

水風呂は２つ。

それぞれ水温が違い、天井からは水が掛け流しとなっており天井からの打ち水式のため、頭から打たれる体験もできる。

奥のととのいスペースには、リクライニングチェアが並び、さらに外気浴スペースも確保されている。

私たちは、薪ストーブを熱源としたサウナをしています。

東京でチャレンジしたいっていう気持ちがありまして、物件を探しているときに、八王子という四季を感じられる地域で偶然にもサウナができるチャンスがありまして、ここでオープンすることができました。

と群馬県前橋市にあった毎日サウナの2号店が八王子に誕生した経緯を語るのは「毎日サウナ　八王子店」の支配人、安宅正範氏。

八王子にも銭湯やスーパー銭湯はあるんですけど、西東京は、都内に比べるとサウナ施設が少なく、サウナが足りていな印象を受けました。

サウナが好きなお客様により違う体験をしていただきたい――そんな考えもあってこの地を選びました。

2023年12月22日にグランドオープンした「毎日サウナ　八王子店」。
プレオープン時は駐車場がいっぱいになってしまったそうだが、現在は落ち着いているそうだ。

初日は本当にいろんなところから来てもらいましたが、地元の方々もたくさんご来店頂きました。

ここから10～15分のところに住んでいる方たちが、看板を見て、事前から知っていて、すごく楽しみにしていましたと来られたのが印象的でした。

八王子は、大学が多いので、学生が中心かと思いきや……

そうでもないんですよ。20代後半から、40代の方ぐらいのお客様が多いですね。

最大のウリである薪サウナ、お客さんの反響は？

薪サウナを初めて体験される方が多く、やっぱりそこがウチの強みかなと考えています。薪を使ったサウナを手頃な価格で、毎日通えるような、お客様のホームサウナにしていただきたいですね。

薪サウナの一番の魅力は、温まり方が全然違いますね。サウナが苦手なお客様が、「薪サウナに入ってよかった」って皆さん、おっしゃいます。

というのも「普通のサウナは息苦しくて、ちょっと苦手なんです」って言っていた方が、「全然そんなことなかった」という感想を持ちますね。

熱の肌への伝わり方、芯からちゃんと温めてくれて、もちろん湿度も影響していると思いますが、薪の炎ならではの温かさみたいなのは、実際にご体験いただかないと伝わらないですけど、色々なお客様がそういうふうにおっしゃってくれます。

なんでも15時のオープンにむけて、2時間前から薪を入れ始め、火を起こし、オープン時に95～100℃くらいに温めておくそうだ。
また、薪は30～40分から1時間に1回くべるそう。なんと1日100キロ燃やすとか！
くべる木はナラという広葉樹を使っている。長く燃え、煙が少なく、ほんのり香そうだ。

アウフグースに力を入れているのも「毎日サウナ 八王子店」のもうひとつと特徴だ。
なんでも在籍する6人のスタッフ全員がタオルを振れるというから、その熱心さがうかがい知れる。

実際に我々も薪サウナ＆アウフグースを体験させてもらったが、確かに、適度な熱さと湿度のサウナと素晴らしいタオル回しのテクニックを持つ副支配人、アベタイガー氏のアウフグースは、素晴らしいものだった（最後は熱さに耐え切れず、途中で水風呂へ走ってしまったが……）。

さらに水道水ながら地下水のような柔らかさを感じさせる水風呂につかったあとは、目を閉じてリクライニングチェアに横たわり、外気浴－―極楽がここにあった！

ひとりのスタッフが、受付～アウフグース、つまり、「いらっしゃいませ」から「ありがとうございます」まで関わることで、お客様との距離感が近くなると思うんです。

受付してくれた人が、アウフグースする――そうすることで、自然と会話も生まれ、お客様に楽しんでもらえるのではないかと考えています。

サウナ専門店と謳っているので、敷居が高いって思われがちなんですが、全然そんなことはございません。

特に初めての方には、親切丁寧にお伝えできますので、敷居が高いと思わずに、気軽に立ち寄っていただき、薪サウナを楽しんでいただきければと思っています。

また、1時間に1回のアウフギーサーによる熱波のサービスも西東京では、なかなか受ける機会がないので、ぜひ、こちらもご体験してみてください。

と安宅支配人。

ぜひ、皆さんも非日常な薪サウナ体験が気軽にできる八王子で、薪サウナ＆アウフグース体験をしてほしい！

協力：PrimalBlueチャンネル
https://youtube.com/@PrimalBlueCh?si=nqc1YYQ4tDoSbTQc