あの大人気熱波師も降臨!
日本最大級のサウナイベント
9月21日と22日の2日間にわたり、京都でサウナイベント「京都サウナ大作戦2024」が開催された。
キャッチフレーズは「京都伏見の天然地下水の源泉かけ流しで“ととのう”野外サウナフェス」。
昨年は2日間で1000人以上を動員したという近畿圏最大級のサウナイベントに、Saunassa取材班が現地取材を敢行した!
人気アウフグースマスターやサウナバス
最新テントサウナなど遊びどころ満載!!
取材班が参加したのは、イベント初日の9月21日(土曜日)。
会場は名神高速の京都南インターを下りてすぐにある温浴施設「伏見 力の湯」に隣接するフットサルコート内だ。
われわれが会場に着いたころには、すでにお客さんが入場を待つ長蛇の列をなしていた。
この日を楽しみにしていたサウナーたちは皆、満面の笑顔。早くも待ちきれない様子だ。
イベントの目玉はいくつもあるけれど、中でも注目なのが有名アウフグースマスターのパフォーマンス。
今回は「日本一予約の取れない熱波師」こと鮭山未菜美さんが登場!
彼女の熱烈なファンはもちろん、地元・京都のサウナーたちも鮭山さんの熱波を浴びに大勢集まっていた。
路線バス型のサウナ「サバス」や、サウナトラック、最新型をはじめ各種テントサウナも勢ぞろい。
サウナに欠かせない水風呂は、「伏見 力の湯」自慢の天然地下水をかけ流しで用意。
近畿圏のサウナーたちが絶賛する地下水を味わうだけでも、京都まで来たかいがあるというものだ!
イベントには欠かせないグルメも充実!!
「京都DEサめし大作戦」と称して、名店で知られる東京の「北欧」、千葉の「ジートピア」、大阪の「DESSE」のカレーを一皿に盛り込んだ特製コラボカレーが登場!
他にも自慢のグルメが並び、会場には美味しそうな匂いが立ち込める。
フレンドリーな関西サウナーと
極上のロウリュを楽しむ!
写真をあらかた撮ったところで、取材班も水着に着替えてサウナを楽しむことに。
ボックスサウナやテントサウナをいくつか味わったが、特に印象的だったのが中が見える透明のテントサウナ。
人が何度も出入りするにもかかわらず、室内の温度は高温をキープ。すぐに滝汗が流れ出す。
「ロウリュしてもいいですか?」と周りの人に聞くと、関西弁で「ガンガンいってまいましょう」と笑顔で答えてくれるノリの良さ。おおきに!
ロウリュのアロマ水はお茶の香りがして、テント内は爽やかで品のある香りと熱気に包まれる。
ガッツリ汗をかきたおしたところで、水風呂へダイブ。
さすがは自慢の地下水だけに、肌を撫でてくるような柔らかさがたまらない。水温もバッチリだ。
水風呂を出てチェアーで休んでいると、一番大きなテントから「シャケ、シャケ、シャケ!」の大合唱が聞こえてくる。
そう、このかけ声は鮭山未菜美さんのアウフグースだ。
日本一予約の取れない熱波師のパフォーマンスは、さすがの大盛り上がり。誇張無しでテントが揺れるほどのハイボルテージだった。
パフォーマンス終了後にテントから出てきたお客さんたちの満面の笑顔が、その満足度の高さを物語っていた。
一通り楽しんだ後、イベントの主催者であり、「伏見 力の湯」の運営元である株式会社メゾネット専務取締役の長尾洸太朗さんにお話を聞いた。
サウナイベントを通して
心のつながりを提供したい
「京都サウナ大作戦は今年で2回目となるイベントで、開催したきっかけは『つながり』を作りたかったからです。
私どもの『伏見 力の湯』はスーパー銭湯でして、銭湯はどういうものかと考えたときに、人と人とが自然につながるものという結論に至りました。
では、私たちはどのような『つながり』を地域の皆さまに提供できるのか。
われわれの強みとして、何かをできる土地がある。
そして私個人でいえば昔からサウナが好きで、一過性のブームではなく文化として広めたいという想いもあります。
そこで、フットサル場を使ってサウナのイベントをやろうということになったのです。
昔からどこの銭湯やサウナにもいると思いますが、いわゆるヌシのような常連さんが存在するんですね。
そういう人だけでなく、初心者さんにこそ気軽に楽しんでほしいということで、イベントの内容を決めていきました。
アイディアは社内から広く募集しました。社員にはレベルの高い要求をしますが、その一方ではこうも伝えています。
「責任はすべて私が取るから、どんどん意見を出してほしい」と。
おかげで良いアイディアが出て、すごく良いイベントになったと自負しています。
先ほども述べたようにサウナは文化ですから、『京都サウナ大作戦』は今後も続けていくつもりです。
すでに来年も開催が決まっていて、サウナ界の大物にお声がけするつもりです。楽しみに待っていてください」
京都サウナ大作戦は、今後も大注目だ!
伏見 力の湯
【住所】京都市伏見区竹田青池町130