奇想天外！ サウナ発達レポート 番外編

サウナー大注目の
変わり種サウナ「発達」の
秘蔵写真を完全公開！

Saunassa vol.4で取り上げるや、SNS等で多くの反響を得た「サウナ発達」。

摩訶不思議な見た目とは裏腹に、すべて手作りのアースバッグサウナは満足度SSS級！

誌面レポートではお伝えしきれなかった発達の魅力（＝ヤバさ）を、素晴らしい（＝ヤバい）写真とともに大公開だ！

サウナ発達の敷地内。

特にちらかっている場所を写している？

いいえ、違います。

だいたい、どこもこんな感じで謎物体があふれているのだ。

こちらは併設されている宿「宿巣」。

中近東なのか、アジアのどこかなのか、コンセプトはわからないけど、土壁と手作りの風合いで、なぜか居心地が最高に良かったりする

お店にある小物は、基本的にすべて買うことができる。

この写真に写っている物も全部買えるし、逆に小物を置いていくこともできる。

プロの紙芝居職人さんが描いた発達の紙芝居。

ギャラはお金ではなく、サウナ発達を何度か利用するという物々交換でゲットしたもの。

トレードマークの発達くん。

強風にあってボロボロになり、店舗入口から安全な場所に避難している。

ご店主へのインタビュー場所となったのは、2階にある休憩室。

エスニックな音楽がやけに似合う、こちらも抜群に居心地が良い空間。

なんだか未知のパワーを秘めていそうで、気になってしかたがないオブジェ。

サウナハットがよく似合っている。

こちらも休憩に使うためのデッキ。

ハンモックやなめらかな曲線のチェアーがオシャレだが、謎の魚が発達らしさを強めに演出。

屋外なら喫煙が可能なので、愛煙家のために灰皿が置いてある。

愛蛇家と愛潜家のために木彫りコブラと潜水ヘルメットも設置。

お待たせしまして、いよいよサウナへ。

こちらはサウナの前室みたいなスペース。

天井もドアも流木や拾った木材で作られている。

それでいて、誰でも使用可能なサウナハット完備でサウナーにはしっかり優しいのがにくい。

サウナは全て手作りのアースバッグサウナ。

つまり、土でできたサウナだ。

中は結構広くて、6〜7人くらいは座れそう。

LEDでライトアップされた幻想的な雰囲気。

アースバッグサウナは高温でもヒリヒリとした痛みはない。

それでいて汗は滝のようにビシャビシャだから、控え目にいって最高なのである。

岩盤浴のように寝っ転がるのが発達流。

背中からもじんわりと熱気をもらいながら、内臓の奥まで熱を行き渡らせる。

ご主人の川口さんが「噴霧師」になって登場。

土壁に向かって霧を吹きかけると、湿り気のある熱い空気が下りてきて全身を包み込む。

全身が蒸されているような激熱なのだが、なぜか笑顔になってしまう気持ち良さ。

我慢の限界までサウナを味わった後は、水風呂へドボン。

発達は貸し切り営業なので、かけ湯をせず汗まみれの状態で水風呂ダイブできる。

これが極楽すぎて、つのだ☆ひろみたいな顔になるのは致し方ないのだ。

メリージェーン！

水風呂は地下からくみ上げた天然水で、16℃と丁度良い感じ。

ミネラルを多く含んで全身をまろやかに包み込み、壁中にある大量のヘンテコ仮面すらも愛しくなってくる。

水風呂を出たら、浴場にある畳敷きスペースで寝ながらととのう。

これが格別にととのうのだ。

2階の休憩デッキにあるハンモックや椅子でととのうのもオススメ。

記者はガチ寝してしまったとさ。

浴場にはいくつもの変わり種風呂がある。

そのひとつがこの牛風呂。

素敵な写真を撮れること間違いなしだぞ！

写真右奥にある風呂は音楽風呂。

普通に湯舟に浸かっているだけでは音が聞こえないが、水中に潜ると音楽が聞こえてくる。

店主・川口さんの発想のヤバいぜ！

ビジュアルはキテレツだけど、サウナも水風呂も、温かいお風呂も、そしてととのいスペースも、実は計算しつくされた逸品ばかり。

あなたも一度は「発達」を味わうべし！

Saunassa vol.4の記事でも触れたが、ご店主の川口さんいわく、発達には3つの意味がある。

誌面ではスペースの都合上、全てをお伝えすることはできなかったが、川口さんはアースバッグサウナに負けないほどに熱いハートの持ち主だった。

サウナへの情熱、福島をはじめ東北の復興、そして人間愛。

ぶっ飛んだサウナを楽しむのはもちろん、そんな川口さんの想いを聞くだけでも、「発達に来てよかった！」と思ってもらえるはずだ。

そして、発達を出たあなたは、帰りの車なり電車の中なりで、こう言うはずだ。

「想像以上にヤベエじゃねえか！」。

発達へGO!