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ウワサの「サウナ×スナック かなこ」へ行ってみた

サウナ×スナック かなこ

2024年秋にオープンするなり、サウナーの間で話題となっていた「サウナ×スナック かなこ」

一体どんなサウナなのか? そもそも「サウナスナック」ってなんだ?

良いサウナに関してとても信用できる情報を提供してくれる‟ととのエディター”こと滝本洋平さんが、すでに「サウナスナックかなこ」に行ったことがあったようなので、感想を聞いてみたところ「サウナスナックかなこ」を大絶賛!

日本各地のサウナに足を運ぶ滝本さんがそこまで褒めるとは……俄然、行く気が湧いてきた。

サウナッサ編集部を中心とするサウナ好きが集まって月1回ペースで行っているサウナ部活動。

12月はここのサウナを体験してみることにした。

こちらのサウナ、貸切りのため、事前にネットで予約した。

果たしてどんなサウナが待っているのか……!

12月某日、通勤時間帯の午前9時。部員と「サウナスナックかなこ」にて集合。

降りた駅は京急青物横丁駅。東東京に住んでいる私、会社も日本橋のため、京急に乗ることはほとんどない。

だからだろうか、普段乗らない電車はちょっとした旅気分が味わえて楽しい。

忙しそうに早足で駅改札に向かってくる人を尻目に、平日のこんな時間からサウナに入れるなんて、なんという贅沢!

駅からほんの少し歩いたところに「サウナスナックかなこ」はあった。

すでに仲間たちも集合していた。

外観は完全に「スナック」そのものだが、本当にここで合っているのか?

一体どこにサウナがあるんだ? そんな不安を抱えながら、ドアを開けてみると――。

そこにはスナックがあった!

えー! 仲間たちも驚きながら店内を見まわしている。

座り心地のいいソファに腰掛けながら、スタッフから簡単な利用方法説明を受ける。

さすがに今回は朝からというわけにはいかず飲まなかったが、サウナ後はこの6畳ほどスナックスペースでお酒を飲むことができるそうだ。これはサウナ仲間らと夜に貸切ったら楽しそう!

スナックの一番奥にある扉がサウナへの入り口とのこと。
ドアを開け、いざ、サウナへ!

ドアの先は雰囲気が一変。

更衣室(男女別)、トイレとそれぞれ部屋が分かれていて、なじみのサウナそのものの風景に。

水着に着替えて、ライトを落とし気味の廊下を先に進む。

壁などの内装がすごく凝っていてテーマパークのよう! 

冷たい水が足に触れる。

水風呂の部屋から水が溢れ出ているようだ。

通路途中にあるシャワーで体を清めたらいよいよサウナへ。

収容可能人数は6人ほど。ベンチはなく、床の上にサウナマットがあって、そこ座るようなかんじだ。

貸切る人数が少なければ横にもなれそうだ。

室内も湿度、温度とも心地よく、ちょうどよいセッティング。

もちろん、セルフロウリュも楽しめる。

我々は、最近行ったサウナ、ビジネス、そしてここ「サウナスナックかなこ」の印象などについて蒸させながらおしゃべりをする。

コロナ禍でブームに火がついたサウナ。

ゆえに「サウナは黙浴で」というルールが定着しているが、仲間と来たらやっぱり、会話だって楽しみたい。

やや料金は高いが、こんなふうに周りに気にすることなくサウナ内でおしゃべりができるのは、貸切り最大の魅力といえよう。

7~8分経ったあたりから、おのおの水風呂へ移動が始まる。

私も足裏が十分温まったのを確認して水風呂へ。天井が低く、洞窟内にあるような水風呂でワクワクさせる。

水温はほどよい冷たさで16℃。

地下水を組み上げているそうで柔らかさを感じる。

ここで見られるのが「サウナスナックかなこ」最大の“ショー”、水風呂の奥で繰り広げられるトントゥのプロジェクションマッピング。

こちらはぜひ、体を冷やしながらご自身で体験してみてほしい。

ととのいルームは水風呂の隣。

外気浴スペースはないものの、こちらも洞窟をイメージして造られ、まるで中央アジアに来たような(行ったことはないが)異国感を味わわせてくれる部屋なのだ。

水分を取りながらまったりくつろぐこと10分……いざ、2セット目へ!

服に着替えて、現実世界に戻る我々。

この日、3セットを楽しんだ。

スナックと異国情緒溢れるサウナという異色の組み合わせの新感覚サウナ、「サウナスナックかなこ」。

むしろ女性や若者にこそ体験してもらいたいサウナと感じた。

ちょっと気が早いが今年のサウナ部の忘年会は「サウナスナックかなこ」で決まりかな。

サウナ×スナック かなこ

サウナ × スナック かなこ

【住所】東京都品川区南品川3-1-8 
【時間】9:00~24:00(サウナは翌6時まで)
【電話】03-6820-5437

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