追憶の沖縄サウナ紀行2024 後編

『Saunassa』のVOL.4で掲載した「沖縄サウナ旅のススメ!」。
じつはこの取材、4泊5日の沖縄ロケだったのだが、誌面では紹介しきれなかったこともたくさんある。
1年経った今、改めて当時の様子を起こしながら取材の裏舞台を記していく。

前編の「サウナ東京」から2週間後の2024年7月初旬。出発当日。我々は羽田空港にいた。
いよいよ鉄平くんのアウフギーサー・デビューを兼ねた4泊5日の沖縄旅の始まりだ。
搭乗前にこれからの旅に備えてまずは腹ごしらえ。
鉄平くんおすすめのお店で海鮮丼をいただく。
これで準備は万全! いざ、沖縄へ!



約2時間半後、那覇空港に到着。エアコンの効いた空港から一歩外に出ると夏のうだるような暑さが待っていた。


まずはレンタカーを借りて、ホテルへ移動。
運転は鉄平くんだ。日本屈指のドライビングテクニックを持つGT500のドライバーに運転してもらうとは! なんたる光栄!
鉄平くんはプライベートで頻繁に訪れるほどの沖縄が好きらしく道もよく知っていた。
この日は取材チームと鉄平くんは別々のホテルに泊まることになっていた。
滞在する街の中心部に近いホテルで我々を降ろしたら、鉄平くんは自身の常宿へ向かった。
我々の宿はというと、4人一部屋の修学旅行を思い出させてくれるような実に味わい深いホテル!


リッチさはないが、友達の家に来たみたいに落ち着く。
なかなか素敵ではないか!
この日はお風呂がてら、汗を流すために那覇市内の老舗スーパー銭湯「りっかりっか湯」へ。
もちろん、サウナも満喫した。昔ながらスタイルゆえに、肩ひじを張らずに安心してサウナが楽しめる施設なのだ。
明日からいよいよ本格な撮影が始まる。英気を養うべく早めに就寝する――。

2日目の鉄平くん熱波師デビュー、3日目の「亜熱帯サウナ」「GoMe」(当時)のサウナ体験を経て、(この模様は2024年9月26日発売の『Saunassa Vol.4』の“沖縄サウナ旅のススメ!”をご覧ください)4日目。





今日は、国頭郡今帰仁村にある高級リゾートホテル「One Suite THE GRAND」のサウナを取材する。

沖縄本島の北部に位置する今帰仁村は、那覇市内から車で1時間半程度。
今話題のテーマパーク「ジャングリア」があるエリアだ。
近くにはこれまた沖縄の人気観光スポット「美ら海水族館」もある。

透き通った青い海と緑豊かな大自然という沖縄らしさを堪能できるこの地に、本日伺う「One Suite THE GRAND」もあるのだ。
まずはその前に那覇市内で腹ごしらえ。
鉄平くんの案内で向かったのは沖縄そば専門、「楚辺そば」。地元民や芸能人も多く訪れる人気店だ。
「本物を提供する沖縄そばのお店」と銘打つだけあり、沖縄そばとジューシー(沖縄の炊き込みご飯)を注文したのだが、食べてみたところ確かにうまい!

今まで食べた沖縄そばで一番だ!
腹も満たされたところで、さあ、今帰仁村へ出発だ!
鉄平くんの運転で、サービスエリアでの休憩を挟みながら北へ車を進めること約1時間半。
よりリゾート感が増す風景を横目で見ながら車はひとつ目の橋、ワルミ大橋を渡り、屋我地島へ。
さらに進んで、ふたつ目の橋、古宇利大橋を渡って「沖縄本島随一の美しい海」と言われ古宇利島へ。

しばらく車を走らせていると目的地「One Suite THE GRAND」に到着した。

美しい景色と極上の美食とリゾートステイが楽しめるホテル「One Suite THE GRAND」。
我々が訪れたこの年、あの「ミシュランガイド」で2024年に日本で初めて発表された「キー」(レストランにおける星のように、特に優れたエクスペリエンスを提供する宿泊施設に授与されるという)を獲得したわずか108のホテルのひとつなのだ。
そんな同ホテルが2024年7月にサウナのあるエリア〈AQUA AREA〉が完成させたという。
そんなすごいホテルのしかも出来たてほやほやのサウナを体験できるとは!
ありがたい話である。



まずはホテル側の案内で、インフィニティプールやエステなどを見学させてもらったら、次はお待ちかねのサウナある〈AQUA AREA〉へ。

25メートルほどありそうなプールがあり、その周りにはリクライニングチェアやソファが並ぶ。
さらにジャグジーやサウナの横にはちゃんと2~3人ほどは入れそうな水風呂もある。


さっそく水着に着替えてサウナ室へ。
室内は2段式のベンチでストーブが1台。6人ほどは入れそうな広さで、ロウリュも楽しめる。


ラドルで水をくみ、ストーンにかける。
「ジュワー」という音と共に蒸気が上がる。熱くなってきた。

ほどよい湿度を感じながら目を瞑って体を蒸す。

十分温まったところで、いざ、水風呂へ。

水温は15℃。ちょうどいい冷え具合だ。
出たら今度はプールへ飛び込む。
うーん、気持ちいい!

先ほどまで降っていた雨も止んで青空も見えてきた。
プールから上がってリクライニングチェアに横たわり外気浴。



沖縄の潮風を肌に感じる。
こんな美しい島でサウナを楽しめていることに感謝しかない。
ありがとう、沖縄――などと考えながら、最高のととのいを迎えることができた。
結局、計3セット、サウナをたっぷり堪能させてもらった。

めったに味わえないラグジュアリーホテルのサウナ、これはとても貴重な経験となった。
いつかぜひ、再訪すると心に誓いつつ、我々は「One Suite THE GRAND」を後にした。
文/藤本晃一(Saunassa編集部)
