Report

ハルビア×トヨタ共同開発 水素サウナ体験レポート!

TOYOTA × HARVIA共同開発! 世界初の水素サウナ

ハルビア×トヨタ共同開発
優しい熱で環境負荷もゼロ!
世界初の水素サウナに未来を見た!

2025年10月30日。

東京ビッグサイトでおこなわれる「Japan Mobility Show 2025」に、Saunassa取材班は来ていた。

世界的サウナストーブメーカーのハルビア、水素社会の実現を目指すトヨタ、そして日本のサウナシーンを牽引するTTNEによる「水素サウナ」を体験させてもらうためである!

その名も「Japan Mobility Show 2025 H2 LÖYLY LAB FUTURE  SAUNA MOBILITY」

世界初となる水素サウナとは、一体どのようなものなのか!?

本場のフィンランド人も魅了した
水素サウナが日本初のお目見え!

水素サウナの展示会場へ行くと、ガラス張りのサウナがある。

あれが水素サウナのようだ。

左側にストーブがあり、二段ベンチがある。見た感じ、とても気持ちよさそうな普通のサウナだ。

「水素サウナといっても、見た目は普通に見えますでしょう。でも、ハルビアの本社があるフィンランドで一度お披露目したときには、ものすごく好評だったんですよ」

そう教えてくれたのは、TTNEのサウナ師匠こと秋山大輔さん。

今回の水素サウナを手がけたサウナのプロだ。

TTNEの両巨頭。サウナ師匠こと秋山大輔さん(右)と、ととのえ親方こと松尾大さん

「それなら水素サウナの展示を日本でもやろうとなり、Japan Mobility Show 2025というビッグイベントで日本初披露することになったんです」

サウナの本場フィンランドの人たちも魅了した水素サウナ。

秋山さんからも
「一歩入れば、違いがすぐにわかります。本当にいいんですよ」
と聞かされては、期待も高まるばかり。

さっそく体験させていただこう!

水素サウナは、こちらの水素カートリッジをはめ込むだけでOK。持ち運びしやすいので、アウトドアとの相性も良い

ジリジリの熱さではなく潤いのある暖かさ
これが水素サウナか!

更衣室で水着に着替えて出てくると、すでに周りは高いパーテーションで覆われていた。

サウナに入る人とイベント参加者、お互いへの配慮がありがたい。

秋山さんも合流して、いよいよ水素サウナの中へ。

サ室に一歩足を踏み入れた感想は、「熱っ!」ではなく「暖かいなー」だった。

もわっ強烈な熱が襲いかかってくるのではない。

ふわっと暖かな空気に包まれるよう。確かにどのサウナにもない独特の感覚だ。

では、温度が低いのかといえば、そうではない。

体感的にはしっかり熱を感じられて、すぐにじわっと汗をかき始める。

壁の温度計を見れば90℃前後を指している。

「水素サウナのテーマは3つあり、その1つが『ウェット』なんです」
と秋山さん。

「水素サウナは水素を燃焼させて熱を出します。この際に出る水蒸気が室内を高い湿度で満たして、やさしく潤してくれるんです」

なるほど。

もわもわっとした感じがないから気づきにくいが、サ室の中には暖かい水蒸気が充満しているのか。

だから強烈な熱さがなくても体が温まるし、汗もどんどん出てくるわけだ。

「テーマの2つめは『マイルド』。水素の炎でストーンを加熱して、その熱をサ室全体に行き渡らせるんです。フィンランドのスモークサウナに似た、優しい熱ですね」

まろやかな熱というのは、まさに実感していた。ストーブによっては正面だけがジリジリと熱いものがあるけれど、水素サウナはそれがない。

室内のいたるところで、やわらかな熱を感じることができるのだ。

楽しさも環境も◎
水素サウナという未来の選択肢

「テーマの3つめは『クリーン』。これこそ、水素サウナの大事なところだと僕は思っています」
と、秋山さん。

「水素を燃焼させても一酸化炭素も二酸化炭素も出ず、水を排出させるだけ。匂いもありません。ですから、水素サウナには煙突がないんですよ」

環境への負担をどう減らすか――
それは、新しいことに挑戦するときに必ず考えるべき課題だ。

けれど、それだけを意識しても長続きはしない。

でも、楽しいことや嬉しいことなら無理なく続けることができる。

それが水素サウナの良さでもある。

「この水素サウナはタイヤがついていて車で牽引できるから、レジャーにも使えます。それに煙突がないから、自宅サウナとしての需要もあると思うんですよね」

この手軽さと環境への配慮。

この両面をクリアする水素サウナは、近い将来のスタンダードになるかもしれない。

一方で、サウナ専門雑誌&サイトの記者である僕が感じたのは、女性サウナーとの相性の良さだ。

サウナには行ってみたいけど躊躇している女性に話を聞くと、
「髪がパサパサするのが嫌」「熱すぎて長くいられない」という答えが返ってくることが多い。

サ室内の湿度が高く、一方で温度が高温ではない水素サウナは、女性たちの悩みを解決するサウナと言えるだろう。

また、水素サウナの中はカメラがとても曇りづらい点も大きい。

ロウリュしてもほとんど曇らないので、SNS用の素敵な写真を撮れるのも女性サウナーには嬉しいところだろう。

ロウリュをしてもほとんど水蒸気が出ないので、この近さからスマホで撮影しても全然曇らない

サウナの未来を開き、さらに裾野も広げてくれるかもしれない水素サウナ。

本格的な運用が実現するのを心待ちにしつつ、ゆったりとととのう記者であった。

あなたも「水素サウナ」を
体験するチャンス!

11月8日と9日に水素サウナを実際に体験できる一般募集枠を〈抽選制〉でご用意、下記の抽選応募フォームからご応募ください!

応募フォーム
https://form.run/@H2-LoyLy-LAB

うなべえ ‘s comment

水素サウナに
未来の可能性を感じたざんす~

Japan Mobility Show 2025

TTNE


サウナ師匠


ととのえ親方