奈良岡にこが
アパホテルステイ〈富山〉を体験リポート!

お待たせいたしました、第2弾!
去る2月22日、富山県に県内最大級のサウナを擁する「アパホテルステイ〈富山〉」がオープンした。

それに先立ち、編集部はこの注目のサウナを調査すべく、サウナ大好き人気YouTuber、奈良岡にこちゃんを連れて、いざ、富山へ! その様子をリポートする!
2月21日、午前10時。
JR富山駅から車で10分ほどの場所にある「アパホテルステイ〈富山〉」に到着した。
これまでに3回、富山に来たことがあるというにこちゃん。
富山のサウナは「スパ・アルプス」「サウナタロ トヤマ」「高原鉱泉」を経験済みだとか。
富山のサウナには、水がうまい! きれい! 冷たい! というイメージを持っています。
冷たくてもまろやか水風呂はずっと入っていられそうですね。

今回、「アパホテル」が、サウナを造ると聞いて、どんな感想を持ったのだろうか?
アパホテルというとビジネス・ホテルのイメージが強くて、サウナのイメージが一切なかったんですが、今回の『アパホテルステイ〈富山〉』のオープンで、今後、アパホテルもサウナに力を入れてくれるのか! と思うと、嬉しくなりましたね。
本当に今日は楽しみです!
担当の方に挨拶を済ませ、さっそくサウナある2階へ!
男湯、女湯が並んでいて、入り口には暖簾が掛けられている。

まずは男湯へ――かなり奥行きのある広い浴場だ。


手前に洗い場があり、その奥の右手にメインとなるサウナ、左手奥には4つのドアが並んだ個室サウナ、その先にはととのいスペースがある。
広々と空間をとった外気浴スペースには、7つ並ぶつぼ風呂がある。
7つのつぼ風呂の内、5つが水風呂となっており、残り2つは温かいつぼ湯となっているようだ。

サウナにおける最大のストレスのひとつは、「混雑」と感じるサウナーも多いと思うが、これほどの広さがあれば、そんな心配はまったくなさそう。
シャワーで身を清めたにこちゃんに、まずはメインのサウナから体験してもらう。

サウナ、デカすぎ!
と、にこちゃん。広々したサウナ室は、階段が3段。20人は入れそうだ。
2カ所にある窓が、閉塞的になりがちなサウナ室に開放感を与えている。
正面の窓の先には、つぼ風呂が見え、熱いサウナのあとのご褒美、水風呂への飢餓感を演出するニクイ造り!
すでにサウナ室はいい感じに温まっている。

ちょうどいい熱さですね。
オートロウリュ&オート熱波は、直接風が来るというより、サウナ室内の蒸気をしっかり攪拌させていて、心地いい風です!
と満足気。
十分蒸されたら、サウナ室を飛び出して、シャワーで汗を流し、お待ちかねの水風呂へ!

この日は、気温も低く、水はシングルの状態!
一気につぼ湯に飛び込み、つま先を出す、にこちゃん。
さすが、立山連峰から流れる極上の天然地下水は気持ちよさそう!

今日は7℃というシングル(※1)でしたが、露天にあるっていうところが、まずいいですね!
すべて一人用サイズっていうのは、めちゃくちゃ贅沢! しかも5つですからね!
こんなに並んでいるのを見たのは私、初めて。信楽焼の素敵な水風呂でどれに入ろうか、悩んじゃいました。
ととのいスペースは、外気浴と内気浴、それぞれのスペースを確保しており、いずれにも休憩用のイスとベッドが並べられ、どちらもかなり広々としている。


充実しすぎていますね。外気浴スペースもすごく広いし、椅子の数も半端じゃなく多い!
雨に打たれて外気浴もいいんですけど(この日はあいにくの雨)、ちょっと寒いなってときに使えるこの内気浴スペース! これは、男性ずるいですね!
天井に大きなファンがあって、ほとんどカフェじゃないですか!
ガラス張りなので開放的で自然光も入ってくるし、内気浴なのに、外気浴の気分が味わえるのもいいですね。
もともとは宴会場の場所を改装して造られたそうで、このガラス張りのととのいスペースは、その名残のようだ。

ゆっくりリラックスして、十分ととのったところで、にこちゃん、本日の2セット目は、個室サウナへ。
4つドアが並び、中は半畳ほどの広さ。1~2名用だ。こちらはセルフ・ロウリュウが楽しめる。

メインにあれだけの大きなサイズのサウナあり、さらに別料金なしで、個室が楽しめる施設って初めてです。
これは安すぎ! ここでしか味わえないですね!


女湯のサウナ。こちらのほうが、湿度が高く感じられるそう。
同じく窓があり、サウナ室から水風呂が見える造りだ。
女湯の方も男湯ほど広さはないけど、オシャレなととのいスペースも、女性が気に入りそうですね!
さて、今回、このサウナを造るにあたり中心となって動いたのが、自身もサウナーであるというアパグループ西日本CM事業部チーフマネージャーの清水裕介氏だ。
今回の「アパホテルステイ〈富山〉」のサウナのコンセプトとして大切にしたのは「宿泊施設に相応しいサウナ」であるということです。
アパホテルの客室は、オリジナルベッドや2種類のオリジナル枕、オリジナル羽毛ふとん、完全遮光カーテン等を導入することで、快眠性を追求したつくりとなっています。
そこに、サウナを使うことでさらにぐっすり眠ることができる――という効果を狙って、ひとつひとつこだわりを出していきました。
例えば、全体的に間接照明中心の少し暗めの照明にしたり、また水風呂スペースにはセロトニン分泌促進の効果が期待できる青色の照明を付けています。
ちなみにサウナ室の窓はこんな理由でつけたそうだ。
水風呂の利用状況をサウナ室の中からでも確認できるように窓を付けていますので、サウナ室から出るタイミングを上手く調整していただければと思います。
サウナーならではの心遣いだったようだ!
サウナを出て、本日の感想をにこちゃんに伺った。
サウナにこんな全振りだなんてビックリしましたね!
ビジネス・ホテルなので、もっとお風呂など総合的な造りになっているかなと思ったら、
完全にサウナー向けじゃないですか!
手掛けている方に相当なサウナ愛を感じましたね。
ビジネス・ホテルで、日帰り入浴で使えるのって、珍しいじゃないですか?
しかも値段は今ならオープン記念価格で1000円(※2)! 安すぎ! 銭湯じゃないですか!
4時間まで入れて、マッサージチェアまで無料で使えるなんて!
そんな値段設定で大丈夫ですか?
泊まっても安いじゃないですか?
激アツ案件ですね!


ここ最近、次々とサウナがオープンしている北陸地区。
宿泊料金もリーズナブルなので、北陸サ旅の拠点にもオススメだ。
富山に行ったら入ってみるしかない!
(※1)水風呂の温度は外気温により左右されることがあります。通常、水風呂用の天然地下水は13~15℃程度で供給しています。
(※2)日帰りサウナ1000円はオープン記念価格で4月12日まで実施しています。
アパホテルステイ〈富山〉
【住所】〒930-0842 富山県富山市窪新町6-1
【電話】0570-009-911
【チェックIN/OUT】15:00 / 10:00
【駐車場】無料 100台
【館内施設】
Sauna「頂(Itadaki)」
Restspace「麓(Fumoto)」
Lounge「碧(Ao)」